第9回 ゆすり

身に覚えのないことでも、
ゆすりの類いには出会いたくない。
身に覚えがあればなおさらだ

アル☆カンパニー第9回公演

…観客を3人の記憶の迷路へと誘う。
 深まる謎とリアルさが、哀しき関係をあぶり出す非常に濃い1時間の物語を編んだ。
(初演時、シアターガイド2008年11月号劇評より一部抜粋)

まだ芝居の「し」の字も知らなかった頃、再演は気が重かったりしました。初演はまぐれだと思っていたのです。でも、つかこうへいさんは毎年のように再演、改訂版を繰り返し、他劇団や学生にもどんどん上演を許可していました。繰り返しに堪えないものは容赦なく切られ、作品も役者も鍛えられました。何より新鮮さ、一回性の大事さを教えられました。「ゆすり」も「罪」もかわいい子供です。今度の再演でどんな成長を見せてくれるでしょうか。10年後、20年後に各地で上演され、「オリジナルはアル☆カンパニーってとこがやったんだ」と言われたら最高です。―――平田 満


下北沢 ザ・スズナリ

2011/7/21(木)~26(火)
料金[税込]=[椅子指定席]:3,800円/ベンチ自由席:3,500円/学生;3,000円(ベンチ席のみ・入場時学生証提示)

前売開始=2011年6月14日[火]

スタッフ・出演者

スタッフ
作・演出:青木豪
美術:田中敏江
照明:相良浩司[MGS]
照明操作:長島希和子[MGS]
音響:藤田赤目
音響操作:鈴木三枝子[ステージオフィス]
衣裳:前田文子
演出助手:稲葉賀恵
舞台監督:金安凌平
イラストレーション:東海林さだお
宣伝美術:松吉太郎
宣伝写真:五十嵐和則[WISH]
記録:齋藤耕路[ユニコーン]
制作:有本佳子[プリエール]
   津田はつ恵[プリエール]
協力:望月印刷株式会社
助成:芸術文化振興基金
企画・製作・主催:アル☆カンパニー
出演者
平田 満(アル☆カンパニー)
井上 加奈子(アル☆カンパニー)
大谷 亮介